沖縄県国頭村の港で目撃された“凶暴な魚”が、SNSで大きな話題を呼んでいます。
黒い体に黄色の模様、ギョロリとした白い目を持つその魚の正体はゴマモンガラ。
見た目のインパクトだけでなく、「サメより怖い」とまで言われるその攻撃性から、ダイビングや海水浴を楽しむ人々にとって要注意の存在です。
当記事では、ゴマモンガラの特徴や生態、遭遇時の対処法などについて深掘りします。
ゴマモンガラとは?
ゴマモンガラ(学名:Balistoides viridescens)は、フグの仲間であるモンガラカワハギ科に属する魚です。
特徴的な黒い体に黄色の模様、ギョロッとした白い目が印象的で、“怒っているような顔”とも言われています。
この魚は、日本では関東以南の温暖な海域に生息しており、特に沖縄ではよく見られる存在です。
通常は警戒心の強い魚ですが、春から夏にかけての繁殖期になると縄張り意識が強まり、非常に攻撃的になります。
しものせき水族館「海響館」の石橋將行さんによれば、ゴマモンガラの太くて頑丈な歯は硬いものも噛み砕けるため、人間への咬傷事故も報告されているとのことです。
引用:FNNプライムオンライン
ゴマモンガラに出会った時の対処法
もし海でゴマモンガラに遭遇した場合、刺激せず、遠くから静かに様子を見ることが最も重要です。
近づきすぎたり、縄張りに入ったりすると、ゴマモンガラは突進して噛みつくことがあります。
特に、ダイビング中は下記の点に注意しましょう。
・ゴマモンガラを見かけたら距離を保つ
・卵を守っている可能性がある岩場には近づかない
・挑発するような行動を避ける(追い払おうとするなど)
SNSで拡散された映像では、実際にダイバーがフィンを噛まれる場面もあり、その攻撃性は想像以上です。
繁殖期(春〜夏)には特に警戒が必要です。
ネット上での反応と声
このゴマモンガラの目撃情報と動画は、SNSで2190万回以上再生され、多くの反響を呼びました。
・「ダイビングではサメより怖いと言われる魚」
・「あいつに襲われて溺れかけた」
・「沖縄行く人はマジで気をつけた方がいい」
・「顔がガチで怒ってるw」
多くのダイバーや海遊びの経験者が、ゴマモンガラの危険性を体感しており、SNS上でもその存在が一躍注目されることとなりました。


まとめ
ゴマモンガラは、一見ユニークでカラフルな魚に見えますが、繁殖期には凶暴化し人を襲うこともある危険な魚です。
特に沖縄など、南国の海でのダイビングや海水浴では、その存在を知っておくことが非常に重要です。
✅ ゴマモンガラの特徴を覚えておこう
✅ 繁殖期(春〜夏)は特に注意
✅ 遭遇しても刺激せず、距離をとる
✅ 危険を感じたら、速やかにその場を離れる
安全なマリンレジャーを楽しむためにも、ゴマモンガラの存在をしっかりと頭に入れておきましょう。
当記事は以上となります。
コメント